夢話-夢小説の間-




  ダメだと思うんだ。
  これ以上彼を好きになっては、ダメだと。
  その姿を見るだけで優しくてくすぐったくて、幸せな気持ちになれる。
  だけど、見ることさえもできなくなってしまったら。
  その可能性は十分にある。
  いつこの世界に来たかも分からないのだから、いつ何時元の世界に帰ってしまうやもしれない。
  今一番距離が近い女の子でいられても、ずっとそうなんて言ってられない。保証もない。
  それは彼の身分であるとか、私の立場であるとか、この世の中の情勢であるとか、世間様から見たらとか、そもそも彼の気持ちであるとか、そういったところ。
  ボケーっととりとめもなく考えを巡らせる私に、彼はどうしたのかと聞いてくる。
  とりあえず、

「世の中の男はすべて二番目から数え始めようと思って」

 という結論。

 

永久一番を貴方に












+++あとがき+++
本当はBASARAネタでしたが、誰でも行けるわ、と思ってother行きですw

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2008.10.18